花笑む

sakura2017.jpg
桜が満開ですね。まちが花の色に染まるこの季節がすきです。
蒼穹を完結させたあとはきっと蒼穹ロスになるにちがいない…!と思っていたんですが、鉄血ロスのほうが深刻です。2期は途中あたりから納得のいかない部分もあったんですが、善悪の二項対立でない世界、歴史の裏側、まちがえてもまちがえても必死に生き抜こうとあがく少年たちの姿は、胸を打つものがありました。こういったひとを選ぶテーマがゴールデン枠の商業アニメで放映されていたことにまず拍手喝采したい。2年間お疲れさまでした。
わたしは完璧でない人を描いた物語が好きです。過ちを犯すひとがすきだし、よりよき場所をめざしてもがいているひとがすきです。この物語は愛すべき人がたくさんいましたし、さいごのほうはそのひとたちを見届けたくて見ていた気がします。
こんな物語にまた出会えるといいな。こんな物語が存在できる場所であってほしいな。
はーそれにしても暁くんがかわいくてこまるな… 子どもエンドはあかんですよ!ってあれほど言ってたのに、さっそく手のひら返してしまったぜ…。

あと小説ではこないだ読んだ原田マハさんの「サロメ」がとても面白かったことを書いておきたいです。
有名な小説家オスカー・ワイルドと、彼の書いた「サロメ」の挿絵をてがけたオーブリー・ビアズリー、ふたりの天才と、オーブリーの姉で女優でもあったメイベルの物語。サロメから連想されるとおり、官能と狂気うずまく筆致がすばらしかったです。強烈に惹かれ合うふたりの天才と、それに焦がれるメイベルが徐々にタイトルのサロメにも似た、うつくしくも怪しいばけものに変容していくさまにどきどきしました。装丁もとってもすてき。

そういえば、蒼穹完結に浮かれて報告し忘れていたんですが、百人一首アンソロジー・さくやこのはなに参加しました。
「女王殺しのけだもの」という女王殺しのさだめを負った13歳の次期女王となる少女「とわ」と、彼女を女王に選んだ魔性のけだものの掌編です。たぶんわたしのはなしでオムライスとどっこいどっこい後味がわるい。殺伐をめざしました。
お題となった歌は、
ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは
在原業平さんの超有名作です。わたしもすごくすきな歌だったので、割り振りが決まったときすごくうれしかったです。(……のに何故殺意いっぱいのはなしが生まれてしまったのか…)
さくやこのはなアンソロさんは、100人の創作者さんが百人一首におさめられた歌をテーマに創作をするというもの。すてきな作品がたくさんです。こちらもぜひぜひ!

完結に際して、拍手たくさんありがとうございました!
返信不要でお言葉をくださった方もありがとうございます。
下の記事から少しずつ返信をしていっています。

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