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「蒼穹、その果て」後日譚(製本)について

「蒼穹、その果て」後日譚の詳細が決まってきましたので、お知らせします。
ツイッターのほうで部数アンケも取っておりますので、購入予定の方はご協力をお願いします。→
今回の製本は、ほぼアンケ部数通りに刷る予定ですので、なにとぞ…!

「蒼穹、その果て」後日譚
 カバーイラスト 真空中様(@「藪蛇と花」
 新書2段組・100頁程度
 発行時期 2017年初夏
 価格 700円~800円程度
 ※通販のみでの頒布となります。

カバーをお願いした真空中様は、鋭利な刃で抉るような文章と、吸い込まれるような色彩の絵を描かれる方です。サイトのほうにも遊びにいってみてください~!
内容は以下の5編からなる短編連作です。(特大ネタバレにつき、追記から)
時間軸としては、炎天の乱直後~終章後3年ほどを描いています。

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花笑む

sakura2017.jpg
桜が満開ですね。まちが花の色に染まるこの季節がすきです。
蒼穹を完結させたあとはきっと蒼穹ロスになるにちがいない…!と思っていたんですが、鉄血ロスのほうが深刻です。2期は途中あたりから納得のいかない部分もあったんですが、善悪の二項対立でない世界、歴史の裏側、まちがえてもまちがえても必死に生き抜こうとあがく少年たちの姿は、胸を打つものがありました。こういったひとを選ぶテーマがゴールデン枠の商業アニメで放映されていたことにまず拍手喝采したい。2年間お疲れさまでした。
わたしは完璧でない人を描いた物語が好きです。過ちを犯すひとがすきだし、よりよき場所をめざしてもがいているひとがすきです。この物語は愛すべき人がたくさんいましたし、さいごのほうはそのひとたちを見届けたくて見ていた気がします。
こんな物語にまた出会えるといいな。こんな物語が存在できる場所であってほしいな。
はーそれにしても暁くんがかわいくてこまるな… 子どもエンドはあかんですよ!ってあれほど言ってたのに、さっそく手のひら返してしまったぜ…。

あと小説ではこないだ読んだ原田マハさんの「サロメ」がとても面白かったことを書いておきたいです。
有名な小説家オスカー・ワイルドと、彼の書いた「サロメ」の挿絵をてがけたオーブリー・ビアズリー、ふたりの天才と、オーブリーの姉で女優でもあったメイベルの物語。サロメから連想されるとおり、官能と狂気うずまく筆致がすばらしかったです。強烈に惹かれ合うふたりの天才と、それに焦がれるメイベルが徐々にタイトルのサロメにも似た、うつくしくも怪しいばけものに変容していくさまにどきどきしました。装丁もとってもすてき。

そういえば、蒼穹完結に浮かれて報告し忘れていたんですが、百人一首アンソロジー・さくやこのはなに参加しました。
「女王殺しのけだもの」という女王殺しのさだめを負った13歳の次期女王となる少女「とわ」と、彼女を女王に選んだ魔性のけだものの掌編です。たぶんわたしのはなしでオムライスとどっこいどっこい後味がわるい。殺伐をめざしました。
お題となった歌は、
ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは
在原業平さんの超有名作です。わたしもすごくすきな歌だったので、割り振りが決まったときすごくうれしかったです。(……のに何故殺意いっぱいのはなしが生まれてしまったのか…)
さくやこのはなアンソロさんは、100人の創作者さんが百人一首におさめられた歌をテーマに創作をするというもの。すてきな作品がたくさんです。こちらもぜひぜひ!

完結に際して、拍手たくさんありがとうございました!
返信不要でお言葉をくださった方もありがとうございます。
下の記事から少しずつ返信をしていっています。

拍手お返事(4月1日7時台~9日まで)

拍手お返事(3月26日~4月1日1時台)

「蒼穹、その果て」あとがき

2005年から12年にわたり連載してきた「蒼穹、その果て」ですが、今話をもって完結となりました。
応援してくださったみなさま、ありがとうございました!
ここまでたどりつけて、いまは安堵でいっぱいです。
連載中、わたし自身も卒業や就職、転居などさまざま変化がありました。おそらくおつきあいくださった方も同じではと。それでも変わらずこの物語を見届けていただけこと、とてもしあわせに思います。
「たのしい」とか「爽快」という意味でのカタルシスがある物語ではなかった気がしますし、12年のあいだにネット環境もだいぶ変わりまして、最後はほとんどツイッターのみの宣伝となってしまいました。それでもあたたかいお声をいただけ続けたことが、連載をするうえのわたしの励みでもありました。
感謝してもしきれません。
このはなしを書かせてくださってありがとうございました!

作品に関しては、続きからすこし語ったので気になる方はお進みください~。
今後について。
「蒼穹、その果て」後日譚を80頁ほどの新書サイズで製本する予定です。これはわたしが自分へのご褒美のために書いた本なので、本編からすれば蛇足的なはなしになってしまうのですが… 興味がある方はお手に取っていただけたら幸いです。また詳細が決まり次第、お知らせしますね。その名のとおり、主人公たちの「後日」を描いた物語です。なお、今のところサイトに掲載する予定はありません。
その後は「ユグドラシル」や「白兎と金烏」の完結にむけて、連載を再開させる予定です。こちらもまたその時が来たら、よろしくお願いします。
蒼穹についても、お言葉などいただけたら今後の糧にいたします。
なお、かねてからお知らせしていた朔さんが主催してくださっている完結おめでとう企画(@soukyu_sonohate)も、もしも興味があればぜひ…! 私が喜びます。

それでは、続きからあとがきになります。

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